細かく部屋を区切ると狭っ苦しく暗くてなってしまいます
大きな土地がある方はいいですが、建坪80平米程度で平家に挑戦する場合、細かく部屋を区切ると暗くて狭っ苦しくなってしまいます。
マンション住まいの経験のある方はわかると思いますが、中央に廊下を配置してその周囲に部屋を作ると、核家族感の強いこと。もし鍵のついたドアなんて作ったら子供は引きこもってしまいます。
開放的な空間をイメージしましょう
細かく部屋を区切ると狭くなってしまう。
わかっていても自分の部屋とか子供部屋とか欲しいですよね。区切りたい、部屋数を増やしたい、そう思って当然です。
ですので、考え方を変えましょう。
「区切って個室、広げて開放」
です。
そんな便利なツールが日本にはあります。そうです、ふすまです!
ふすまで間仕切りする
ふすまをうまく活用しましょう。
我が家では廊下を挟んで左右に部屋がありますが、一方は8畳で、廊下に面した面は全てふすまです。(上の写真は我が家ではありません・・・)
なので、ふすまを開放すると廊下と一体となって、10畳の空間ができます。
この部屋は夫婦の寝室(和室)なのですが、常にふすまは開けっ放しなのでとても開放的です。全開放すると、とにかく明るい!夏場は風通しが良くて涼しい!
お客様が来た時や、ちょっと一人になりたい時などはふすまで仕切るとプライベート空間に早変わり。寒い時も締めればいいんです。本当にふすまは便利です。
壁や扉にすると暗い、寂しい
ふすまは開放感や明るさがあります。
これを扉や壁にしてしまうとどうでしょう。壁は常に光をさえぎりますし、扉ってなんだか閉めたくなりますよね。「開けっ放しにしない!」とかって言われちゃいますし。
扉を開けたとしてもやっぱり壁が残っているので、開放感は半減。
もちろん、ふすまに比べると密閉度は高くエアコンも暖房も効率いいですし、個室として使う場合は扉に鍵をかければプライバシーは守られます。これはメリットですよね。
でも核家族感いっぱいで、なんだか寂しい感じを受けます。
開放的で明かるい家を建てましょう
ふすまも扉もそれぞれメリットデメリットがあります。うまく使い分ける必要がありますが、開放的で明るい家になるように、ふすまをうまく使って空間を広く使いましょう。
ふすま全開放、オススメです。