平屋のアイデア「ホシ姫サマ」洗濯どこに干す?

平屋を検討しているとどうしても引っかかるのが洗濯物の干す場所。
2階があればベランダに干すだけですが、平屋の場合はどうしましょう。
我が家の場合を紹介します。

1.普通に外に干す

平屋でも普通に外に干せばいいです。でも人目が気になるので次のことに気をつけるといいでしょう。

道路の状況

行き止まりになっている道であれば、通っている人はほとんどが知っている人です。防犯上ベターです。
団地のような部外者があまり通行しない場合も防犯上良いです。

行き止まりや団地であれば、普通に外に干しても比較的安全で、しばらくすると気にならなくなります。
我が家がそうです。

人通りが多い場合、不特定多数の人が家の前を通るので防犯的観点で少し気になると思います。
そういう場合、目隠しがあると安心感が増します。

目隠しを作る

庭木、垣根で目隠しを作ると良いです。
完全に隠れるような垣根ですと部屋が暗くなってしまいます。
ポイントは外と「縁を切る」ということです。

我が家の垣根は腰ぐらいの高さですし、庭木もスッカスカです。庭木の前に軽自動車が止まっていて門柱もありますが、はっきり言ってほぼ丸見えです。
でも「縁が切られている」ので、見えてないような気になります。

その程度の「縁切り」でも十分安心感があります。
本気で見ようとする人や洗濯物にいたずらしようとする人なら、どんな目隠ししてても洗濯物を見ますが、そうでない普通の方にはこの「縁切り」で大丈夫です。

もし人目が気になったら

建ててから気になったら、垣根を高くするか、シェードや簾などで目隠しをすると良いでしょう。

外構を後回しにするという裏技も

実は我が家は外構工事を遅く着工しました。ハウスメーカーの平屋が完成して住み始めてから外構メーカーに相談しました。ハウスメーカーの提案して来た外構が気に入らなかったというのはあるのですが、現物の建物を見てから決めたほうが寸法や雰囲気もうまく設計できました。

外構も垣根もないポツンと建った平屋。掃き出し窓の前の物干し竿に洗濯物を干して見ると、道路からどんな風に見えるのかがわかるので、それを参考に外構をデザインするというのも良いと思います。

女性の下着は注意

防犯の観点から女性の下着はやはり外へ干すのは控えたほうが良さそうです。それでも外で干したいときは、洗濯ネットなどを下着にかぶせて下着が見えないようにするといいでしょう。

通りと逆、裏側にも干せるスペースを

通りに面していない家の裏側にも物干し竿を設置できるスペースを設けておきましょう。通りに面していないので気兼ねなく干せます。
我が家の場合、裏のスペースは西向きです。運良く少し開けているので、14時ぐらいから日差しがあります。風通しがあるので今ではこの裏側(西側)のスペースも活躍しています。

物干し竿を設置できるスペースは2箇所あると便利です。

部屋干しを賢くする工夫

外に干したくない、という場合もありますが、梅雨時期や花粉の時期なども部屋干しになりがちです。
賢く部屋干しする工夫を紹介します。

部屋干しスペース

我が家は2箇所、部屋干しスペースを設定しました。
一つは掃き出し窓近辺、一つは脱衣所(洗面所)です。

掃き出し窓近辺の部屋干しスペース

リビングの掃き出し窓近辺に部屋干しスペースを作るのがオススメです。部屋干しに快適ですが、外に干す前の仮置き場所にもできます。
掃き出し窓近辺はエアコンを設置する場合が多いと思います。我が家の場合、洗濯物にエアコンの風がバンバンあたる位置にしました。梅雨時でもよく乾きます。

脱衣所(洗面所)の部屋干しスペース

脱衣所に洗濯機があります。
なので、脱衣所の部屋干しスペースも洗濯が終わったらすぐにそこに引っ掛けれるので仮置きに最適です。

風呂のカワック、電気乾燥機、と合わせて、部屋干しスペースに洗濯物を干すと、だいたい4人家族1日分を乾かすことができます。

部屋干しスペースとは?

部屋干し便利クッズを紹介します。その名も「ホシ姫サマ」。

天井に据え付けられる物干し竿です。高さが変えれますし、邪魔になったら天井の高さまで物干し竿を上昇させられるので便利です。

我が家の場合、
①脱衣所の洗濯機で洗濯をする
②タオル類は乾燥機へ
③Tシャツなどハンガーにかけるものは、脱衣所の「ホシ姫サマ」に仮置き
④下着や靴下などはリビングの掃き出し窓近くの「ホシ姫サマ」でパラソルハンガーやピンチハンガーに干します
⑤④のパラソルハンガーやピンチハンガーを掃き出し窓から屋外の物干し竿へ。
⑥③のTシャツ類を掃き出し窓から屋外の物干し竿へ
という感じです。

この記事での紹介は我が家の事例です。地域によって防犯状況も変わりますし、家族構成などによって干す位置や物干しの耐荷重なども変わります。ご自身の状況に合わせて十分ご検討ください。

楽しい快適な平屋を設計しましょう。