「車いすマークの駐車場」に日本人とアメリカ人の考え方の違いを見ることができます。
2004年、アメリカへ行った時のこと、アメリカでも障害者用の駐車場は日本と同じ「車いすのマーク」でした。
アメリカ人から見た【日本】の「車いすマークの駐車スペース」
どんなに混んでる駐車場でも車いすマークの駐車スペースが空いてたので、アメリカ人はモラル高いなぁと思い、アメリカ人に聞いてみたところ、アメリカ人がこんな風に言ってました。
「アメリカは許可証のない人が車いすマークの駐車場に止めると【罰金】なんですよ。【モラル】だけでルールが守られる日本は素晴らしい国ですね!」
日本人はいわゆる「恥の文化」。罰金ではなく【モラル】を信じたルールになっています。
その当時の日本でも、車いすマークの駐車スペースに明らかに健康そうな人が車を止めている場面を見ました。でも最近は多いように思います。
最近の残念な【日本】の状況
国土交通省のサイトにもこんな風に書いてます。
「多くの人が利用する駐車場の障害者等用駐車スペースに障害のない人が駐車して いるために、障害のある人が駐車できない問題が発生しています。」
混み合ってるデパートやレストランの「車いすマークの駐車場」に止まった車から、どう見ても健康そうな人が出てくるところを見ることがあります。
実はその「健康そうな人」が、もし仮に「車いすは不要だけど障害者の認定を受けている」、というような人でしたら、車いすの出し入れするほどの大きなスペースは必要ないわけですから遠慮してもらいところです。
子供へはこんな風に言い聞かせます
さて、小さな子供が聞いてきます
ブラックパパの場合
子供「パパ、あのマーク何?」
パパ「車いすのマークだね」
子供「なぜ車いすのマークが書いてあるの?」
パパ「車いすを車から出すにはドアを大きく開けないといけないんだ。だから、広いスペースを取ってあるんだよ。車いすに乗る人のためのスペースだね」
子供「あの人、車いす使ってないね」
パパ「そうだね、歩ける人は、そこに止めちゃダメだよね。ルールは守らないとね」
子供「なんであの人、あそこに止めるのかな?」
パパ「もうすぐ車いすに乗ることになるから、練習してるんだよ。かわいそうにねー(ブラック)」
日本もいよいよ【罰金刑】が必要?
ラブ日本パパの場合
ラブ日本パパならこんな風に言います、
子供「なんであの人、あそこに止めるのかな?」
パパ「ルールを守れなかったり、人の気持ちを考えない人だから、きっと日本人じゃないんだろうね。外国の人なんだろうねー(ラブ日本)」
日本の心、大事にしたいです。