時差ボケ?食事に注意するだけで予防できます【簡単】

時差ボケ
時差ボケ

「時差ボケ」は海外旅行で困ることのひとつ。

例えば日本とロサンゼルスとの時差は-16時間。ロサンゼルスの夜9時は日本では昼の1時です。ロサンゼルス旅行中、夜はお目々ぱっちりで昼間眠たくてしょうがない。これはしんどいですよね。

時差ボケにならない方法があります。私はこの方法で時差ボケになったことがありません。ポイントは「体内時計をいかに現地時間に合わせるか」ということです。

具体的にはどうすればいいか見ていきましょう。

時差ボケと体内時計の関係

体は1日周期でリズムを刻んでいます。大雑把に言うと、昼は活動的になり、夜はリラックスモードになります。これを体内時計と言います。朝日を浴びたり食事をすることで、リセットされたり調整されたりします。

時差のある国へ海外旅行に行った時、この体内時計が日本時間のままですと、実際の時間とのズレが発生し、昼夜のホルモンバランスが崩れ、不眠や体調不良が起こります。

これが時差ボケです。

時差ボケのひどい人はかなりしんどいようです。せっかくの海外旅行なのに残念ですよね。

時差ボケになりやすい人の特徴

時差ボケになりやすい人にはある特徴があります。それは海外にいてるのに「日本を意識しすぎる」ということです。よく「日本だと、○○時だね」とか、「日本だとまだ朝だよ」なんていうことを口癖のように言います。

これはまさに自己暗示。しかも逆効果の自己暗示です。

自分の潜在意識にわざわざ「日本時間」を意識させています。これでは体内時計は日本のままです。ただでさえ頑固な体内時計ですから、こんな暗示をかけると現地時間に調整されるわけがありません。

ちなみに時差ボケは英語で

ちなみに、時差ボケは英語で「jet lag(ジェットラグ)」と言います。

「タイム フール」(エイプリルフールじゃないのよ・・・)とか「タイム アルツハイマー」(痴呆じゃないのよ・・・)ではありません。そもそも「タイム」がつきません。

それでは、時差ボケにならない方法を見ていきましょう。

飛行機に乗ったらすぐに時計を合わせる

飛行機に乗ったらすぐに時計を合わせる


時差ボケ対策は「体内時計を現地時間に合わせる」ことです。

なのでまずは「飛行機に乗ったらすぐに、渡航先の現地時間に時計を合わせ」ましょう。

腕時計もスマホの時計も現地時間に合わせてください。
目に入る時間を【現地時間】にして、潜在意識から『日本時間』を取り除いてしまいましょう。

飛行に乗ったらすぐに実行して下さい。まずは意識を現地へ連れていきましょう。

(注意)

飛行機が乗継便の場合、乗り継ぐ空港の現地時間に時計を合わせましょう。最終到着地と乗継空港との間に時差があると、時間を間違えて乗り継ぎに失敗する恐れがあります。ご注意ください。

続いて、最も大事な「食事」について見ていきましょう

機内食

機内食は現地時間を意識する

体内時計は食事と密接な関係があります。普段、朝昼晩の3食を食べているなら、1食目は朝、2食目は昼、3食目は夜というように体が認識します。

食事を摂ると血糖値が上がります。この血糖値の上昇を体が感じて、体内時計が調整されるようです。

ですので、時差ボケ対策としては機内食を食べる時、「これは現地の何ごはん?(朝ごはん?昼ごはん?夜ごはん?)」ということを意識することがとても重要です。

「これは夜ごはん、食べるともうすぐ寝る時間」など強く意識しましょう。

最も大事なこと。現地時間の朝昼晩、必ず食べよう。

血糖値の話を思い出しましょう。通常、1日3回、ほぼ決まった時間に食事を摂るので血糖値もほぼ決まった時間に上昇します。

ということは、【現地時間のタイミング】で3食、食事を摂ると、体内時計は現地時間で朝昼晩を認識し始めるということです。

この、「3食」というのがポイント。

機内食が運ばれてきたとき、『現地時刻に合わせた時計』を見て3食のどれかの時間帯であれば、お腹が空いてなくても少しでいいので食べましょう。

逆に「現地時間の深夜」のような時間帯に機内食が運ばれてきたなら、食べずに寝てましょう。但し次の食事がいつ出されるのかわからず空腹が心配なら、パンなど軽食を持参しておくといいです。

この、「現地時間のタイミングで3食摂る」ということが体内時計を調整する最も簡単な方法です。

体内時計は頑固なので、機内食だけで騙すのは難しいかもしれません。飛行機を降りて現地入りした後も「現地時間のタイミングで3食摂る」を繰り返しましょう。

まとめ

1)飛行機に乗ったらすぐ時計を現地時刻に合わせる。

2)機内食を「これは○○(朝or昼or夜)ごはん」と意識しながら食べる。

3)頑張って3食食べる。

海外旅行楽しみましょう。