国際線の乗り継ぎの疑問を解消します。初めて歓迎!乗継時間・荷物・遅延・手順・予約

当日の乗り継ぎの流れ

同じ航空会社の飛行機を乗り継ぐ場合を説明します。「関空から香港までキャセイパシフィック航空。香港国際空港で同じキャセイパシフィック航空の飛行機に乗り換えてローマまで行く」、というような場合です。

1)チェックイン時(例えば関空)

①乗り継ぎであることを確認します。最終目的は〇〇。経由地は▲▲。同じ航空会社を乗り継ぐ場合です。

②座席を指定します。経由地までの便、経由地から最終目的地までの便。ネット等で事前に座席指定できる場合がほとんどです。

③乗り継ぎ空港で入国の必要があるか、入国しなくていいのか(乗り継ぎゲートや乗り継ぎカウンターがあるのか)確認します。同じ航空会社の場合、入国の必要がないことが一般的です。

④荷物は最終目的地まで運んでくれるのか、経由地で一旦自分で引き取って預け直す必要があるのか確認します。最終目的地まで運んでくれるのが一般的です。

⑤乗り継ぎ時間がどれだけあるのか確認しましょう。

⑥最後にチケットを確認します。
 [1]経由地までの座席が指定されたチケット
 [2]経由地から最終目的地までの座席指定されたチケット
 [3]最終目的地までの荷物の控え(チケットの裏に貼り付けられていることが多い)
 一般的にこの3つが渡されます。内容を確認しましょう。

2)乗り継ぎ時(例えば香港)

①乗り継ぎゲートもしくはカウンターへ向かいます。

 「transfer」(トランスファー)と記載された表示に従って進みます。

すると乗り継ぎゲートやカウンターがあります。列になっていれば乗り継ぎであることを確認し並びます。カウンター風になっている場合とただ入り口があってそばに職員が立っている場合があります。例えば、上海浦東空港はカウンター、香港は職員の立っている入り口だけです。

②搭乗券を確認してもらう

 ゲート、あるいはカウンターの職員に
  a)乗り継ぐチケット(搭乗券)
  b)パスポート
 を見せます。確認の証拠に、職員がチケットにペンで印をつけることが多いです。

③セキュリティチェックを受ける

 普通にセキュリティチェックを受けます。
 終わったらそのまま進むと出発ゲートのある建物(ターミナル)に出ます。出発ゲートへ向かいましょう。お疲れ様でした。

異なる航空会社の飛行機を乗り継ぐ場合の流れ

例えば「関空からシンガポールのチャンギ空港までJAL。チャンギ空港でシンガポール航空に乗り換えてパリへ」などの複数の航空会社のフライトを利用する場合です。

この場合、乗り継ぎというより「乗り換え」になります。

なので、
関空でのチェックインではJALのシンガポールまでの搭乗券のみをもらいます。
当然荷物はシンガポールまでです。
シンガポールで入国が必要なのか、専用通路など別の乗り継ぎ方法があるのか確認しておきましょう。普通、シンガポールへ一度入国し、再度目的地へ向けて出国するのが普通です。

シンガポールのチャンギ空港に到着したら一度シンガポールに入国します。入国審査のためimmigration(イミグレーション)へ向かいましょう。パスポートを見せ入国します。混雑時ですと30分以上かかるかもしれません。

バゲッジクレームで荷物を引き取ります。30分程度かかるでしょう。
乗り継ぎ専用通路を通るなど指示を聞いていた場合はそこを通って次の手順へ進みます。もしシンガポールへ入国する必要があれば、税関のチェックを受け、ようやくシンガポールに入国です。

続いて出国フロア(departure)へ向かいます。普通、到着したフロアと出国フロアは階が違います。また到着してすぐ出発する人は少ないので、到着フロアから出発フロアへのエスカレーターやエレベーターが少なくわかりにくいことが多いです。迷ったらすぐインフォメーションカウンターなどで聞くのが早いでしょう。
(LAでは建物の外のエスカレーターでないと到着フロアと出発フロアの行き来ができないようになっているようでした。迷います。)

出発フロアに到着したらシンガポール航空のカウンターへ行きます。乗り継ぎ専用通路を利用した場合は、乗り継ぎ用カウンターへ行きます。関空のJALで行った手続きと同じことをここでします。パリまでのeチケット控えとパスポートを渡して搭乗券をもらい、預け入れて荷物(スーツケース)を預けます。

セキュリティチェックを受け、出国手続きをします。これも関空で行ったのと
にある同じです。

無事出国手続きが完了したら搭乗口へ向かいましょう。お疲れ様でした。

ご覧のようにこの手続きは大変なのでお勧めしません。
同じ航空会社での乗り継ぎが良いでしょう。

 
続いて乗り継ぎの注意点を見て行きましょう。